日々の保育の中で、自分の役割りは何か?考えながら保育されていることと思います。
たとえばピアノ。
保育の中で毎日ピアノを使いますから、ピアノが弾ける保育士はそれが強みですね!
その他にも、歌やダンス、工作などは分かりやすく強みにしやすいと思います。
でも、自分は本当に役に立っているのか、失敗ばかりで自信がない…
私も以前は自分の強みが分からなくて不安な毎日でした。
保育士一人ひとりが自分の強みを自覚して、お互いに活かしながら保育ができたら、素晴らしく良い園だなぁと思うのです。
意外なものが自分の強みになる
自分には人より優れた技術はないし
本当にそうでしょうか??
見えにくいものが自分の良さ・強みであることも多いです。
例えば私はIT関連の業界で働いていた経験があります。全く保育と関係のないことですが
- 行事のパンフレット
- おたよりのテンプレート
- ブログ開設・管理
- フラッシュカード
- ホームページ
などなど、PCを使っての制作物を任せてもらっています。
また、吹奏楽部でフルートをやっていた保育士が仲間を集めてミニコンサートを開催してくれたことがありました。
子どもたちは「先生すごーい!」と大喜び!
絵を書くことが好きな保育士には、Englishのフレーズに合った絵を書いてもらって教室に貼ったり、歌を歌うときに見せたりしています。
そんな風に保育とは直接関係のなさそうなことでも、保育の中で活かせる場面が作れることって意外と多いですよ!
自分の強みを見つける方法
自分の強みが分からないのなら、見つけてもらうという手もあります。
自分の強みが分からない人って、控えめなタイプが多いかもしれませんね。
でも、コミュニケーションが大切になりますから、休憩時、懇親会、打ち合わせなど、積極的に参加して発言するように心がけてみて下さい!
直接相談してみるのもいいと思いますよ。
誰かと話すうちに自分の気持ちが整理されていく感覚ってありますしね!
また、リーダーや主任の立場なら、些細な会話から保育士の良さ・強みを探すクセをつけて欲しいです。
良い保育をする園とは

認可園だから、綺麗な建物だから、園庭が広いから…
外側から見た良さだけでは、良い保育をする園かどうかは分からないですね。
良い保育をする園には、良い保育士が集まっています。
というより、保育士一人ひとりの良さ・強みを発揮できる環境を作っています。
若い・未熟な保育士を育てるには、研修や指導はもちろん大切です。
でもすぐにベテランのようにできなくて当たり前。次第に不安になってくるんですよね。
良い園なら、園長は保育士の良い所・強みを探し出して、何らかの形で保育に活かせるように提案してくれます。
もしくは、保育士からの提案を前向きに検討してくれるはずです。
園長じゃないので断言できませんが(笑)
少なくとも私の勤める園ではそうでした。
さいごに
保育士一人ひとりの強みが発揮されている保育園は最強ですよね。
もし、働いている園では提案も受け入れてもらえないようなら、思い切って転職するのも良いと思いますよ。
せっかく保育士になったのですから、保育の仕事を楽しめる、自分を活かせる職場に出会うことも大事です。
園の評判は口コミで探せますが、内部の様子を知るには転職サイトに登録するのがおすすめ!
園の雰囲気や園長の人となりなど、直接聞けない内部事情を聞けたりします。
保育士は離職率の高い仕事と言われていますが、自分の得意を活かしてそれが感謝されるような仕事だったら嬉しいしやり甲斐もあるのではないでしょうか。
1人でも保育士の仕事が楽しくなった!という人が増えたら、子どもたちのためにも、働く保護者のためにも嬉しいなと思います。
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