保育士の悩み

保育士の給料上がるの?!処遇改善の施策はあるけど厳しい現実変わってないよ!

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2016年の流行語大賞に「保育園落ちた日本死ね!!!」が入り話題になりました。ブログに関しては賛否両論ありますが、待機児童問題や保育士処遇改善を考えるきっかけになりましたよね。

その保育士処遇改善について、国が色々と言っていますが実際どうなのかご存知ですか?本当にお給料がアップするのでしょうか?

保育士の給料が低い理由

これは保育園運営のシステムによるところが大きいです。

認可保育園の場合、国や自治体の補助金と利用者からの保育料が収入の全てです。保育料の設定は収入によって決まっていますし、頑張れば収益が上がるというシステムが無いのです。

その中から施設設備費や人件費などをやりくりするしかないわけですから、お給料が上がらないのは当然。

額面だけでなく、サービス残業や持ち帰り仕事が当然のようにある園が多く、「こんなに働いているのに…」という仕事量や内容に対して給与が低すぎると感じる保育士が多いのです。

保育士の給与平均額

保育士の平均給与額は月収21万円といわれています。ただし、その中から保険や税金が引かれるので、手取りだと約17万円ほど。

公立の保育園では勤続年数によって給料や賞与が上がっていくのに対して、私立保育園の場合、勤続10年以上でも手取りの月収額は20万円に届かないことも多いです。

賞与に関しては、公立保育園の2分の1、3分の1ということも…。

保育士の処遇改善にはどんなものがあるのか

保育士の給与改善に関する各地の動きが出てきました。

厚生労働省による給与改善の取り組み

《2017年度から約6,000円の月給引き上げ》
2016年に行われた「1億総活躍国民会議」で、2017年度から保育士の月給を2%(約6,000円)引き上げることが発表されました。

《2017年度から新しい役職の設置》
勤続年数による昇給がしにくい問題に対して、主任の前段階となる「副主任保育士」・保育に関する専門的な知識や技術を持った「専門リーダー」という新しい役職が作られました。

キャリアアップ研修には8分野あります。

  1. 乳児保育
  2. 幼児保育
  3. 障害児保育
  4. 食育/アレルギー
  5. 保健衛生/安全対策
  6. 保護者支援/子育て支援
  7. 保育実践
  8. マネジメント

副主任保育士や専門リーダーになるためには、

  • 経験年数おおむね7年以上
  • 4分野の研修を受講
  • 保育園が公式に発令を行う

などの条件があります。

保育士の給料改善・新役職の配置

出典:【保育士バンク】

各地方自治体による給与改善の取り組み

自治体が独自で行っている取り組みもあります。待機児童が多い地域が積極的に行っている傾向にあります。

勤務年数によって給与補助【千葉県成田市】
成田市内の私立保育園に勤務する保育士を対象に、2017年度から給与補助「なりた手当」が始まりました。

保育士1人あたり月額21,000円を上乗せ【東京都】
2017年度より保育士1人あたりの給与補助額を、現在より月額21,000円上乗せすると発表。合計44,000円の補助が受けられることとなります。その結果、平均年収が397.6まんえんまでアップしています。

都内には、経験年数による給与補助や月額最大82,000円補助する借り上げ宿舎制度などの手当てを実施する自治体が増えています。

「就職準備金」貸付、「保育所復帰支援金」貸付制度【埼玉県】【大阪府】【北海道】など
潜在保育士確保に向けて、引っ越しや研修費などに充てられる「就職重備金」と子供を預ける際の保育料を貸してくれる「保育所復帰支援金」貸付制度を実施。資格取得のための費用補助もあり。

私立保育園の保育士給与2%増【岡山県岡山市】【新潟県】
待機児童数が全国ワースト2位の岡山県岡山市。2017年より市内の私立認可保育園で働く保育士給与を平均2%(月額6,000円程度)引き上げる制度を開始。

給料の地域格差

保育士の給料が1番高いのは愛知県で年収431.1万円、1番低いのが岡山県で267.8万円で、その差は約170万円にもなります。

地域格差が出る原因として

  1. 物価の違い
  2. 自治体の支援の違い
  3. 保育士の需要の違い

この3つが大きく関係しています。

実際に給料アップした保育士は少数なのはなぜか

処遇改善の制度はまだ十分とは言えませんし、実際に給料が上がったという保育士も多くありません。

というのも、保育士全体の給料が一律にアップするわけではなく、誰にいくら加算するかは運営者次第だからです。

もっと言うと、全施設に自動的に支払われるものではないので、補助金の申請そのものをしていない施設もあるはずです。

ブラック保育園には、処遇改善の補助金を懐に入れてしまう場合もあるでしょう。

たとえば、保育士の賞与を下げて補助金を上乗せ、保育士が受け取る賞与額は変わらずに制度を利用したことにできてしまいます。

いくら行政が給与改善の施策を出しても、園の経営者が悪質だったら保育士には1円も入ってこないし、経験年数の少ないうちは補助金アップも見込めないので保育士になりたい人が増えるとも思えません。

 

保育士の給料アップを望む求人の探し方

保育士の処遇改善案はまだ不十分ですが、職場によって給与の差が大きいのも事実です。

お給料が上がるのを待つのではなく、お給料が高い職場に転職をする方が現実的かもしれませんね。

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さいごに

現状ではなかなか改善されていないのですが、これからも保育士の需要は高いのですからこれからもさまざまな取り組みが行われていくと思います。

それまでの間は、きちんと評価してもらえる園を選ぶ目を持って、自分らしく明るい気持ちで働ける職場を見つけていきましょう。

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