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正義のセ7話は保育園での怪我!私が体験した補助金不正受給の実態とは

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ドラマ「正義のセ」は、吉高由里子さん扮する凛々子が新米検事として様々な事件の真相を見つけていく、人情お仕事ドラマ!

不器用だけどまっすぐで泣いたり笑ったり忙しい主人公・凛々子を応援したくなり、毎回楽しみに見ているのですが、なんと7話は「保育園での怪我」がテーマです。

子供の安全を守ることは保育士の最も大切な役割ですよね。だから細心の注意をもって接していますが、怪我が起こってしまうことがあります。新米保育士の頃は、ただ漠然と責任の重さが怖くて、予測不能な子供たちの動きにいつもドキドキして疲れていた気がします。

現場の保育士たちは頑張っているんです。でも…

正義のセ7話のあらすじ

ある保育園で、保育中に園児の男の子が大けがをしてしまいます。園庭の遊具から落ちた事故ということに納得できない園児のお父さんが、被害届を提出。

その事件を主人公の検事・凛々子が担当することになり調査を始めるのですが、ケガをした園児の男の子は事故の時の話をしてくれません。

お父さんの話では、今までも保育園で小さな怪我が多かったということで、虐待の可能性も疑います。

いつも冷静な凛々子の事務官・相原ですが、バツイチ子持ちのため、被害者が子どもである事件に「許せない」と熱くなっています。

保育園の園長は「不慮の事故だった」と謝罪はするけど、保育園の過失については否定。どちらの意見も理があるので、頭を悩ませる凛々子…。

凛々子が怪我をした園児の男の子と面談したら、保育園の言う通り子どもが自ら遊具に上って誤って落ちたことが分かる。

ところが…。

「その保育園の延長保育には32名の子どもがいて、保育士1名と園長の2人で保育をしていた。」というのはウソの証言だと判明。国の規定では、保育士2名以上の配置が義務付けられています。

「事故当日は、急な用事があって外出してしまった…。」と告白する園長。

でも、何か腑に落ちない凛々子は、父親が以前から怪我が多かったと言っていたことが気になり…。

園児の男の子が保育園で遊んでいる様子を書いた絵には、どの絵にも先生が1人しかいない。もしかしたら、事故当日だけでなく保育士が不足しているのか?!

「補助金の不正受給」という大きな闇が見え隠れし始めます。

調査を続けていくと、事故当日にいた保育士が不正の証拠を提出。実は不正に気付いてずっと悩んでいたと…。

保育園側の都合の良いように情報を変えられているかも?!

子どもの人数に対して保育士(有資格者)の最低配置人数は義務付けられています。

でも、実際は1日を通して全ての時間帯において規定を守っている保育園ばかりではないのが実情…。

私の働いていた園では、保育士資格を持っていない保育補助のスタッフが人数に数えられていることもありましたし、ドラマと同じように延長保育の最後の1時間とか早朝の受け入れ30分など保育士1人になる時がありました。

7:30開園から8:00までのたった30分間だから…と言われましたが、たとえば1歳児クラスだとその30分間に6家族くらいが登園してきます。受け入れの対応をしている間、どうしても子どもたちから目を離さなくてはいけないわけです。

私はその時間帯に保育担当したことはなかったですが、早番の先生たちはすごく悩んでいて何度も上に訴えていました。

遅番の時間帯も同じです。というかもっと悪くて、パートの保育士が1人残って鍵閉めしていました…。

「早番(もしくは遅番)で求人出しているからもうちょっと待って」と言われ続けていましたが、保育士不足が改善することはなかったですね。

保育士名簿の改ざん

改ざんというのか分かりませんが、事務などで実際は保育現場に入っていない有資格者が施設の保育士としてカウントされていることもありました。

とはいってもドラマとは違って、ほとんどの時間帯は有資格者が足りないことはあっても大人の手はたくさんあったのが救いです。

保育園は国や市から補助金をもらうことで運営しているところが大きいですから、保育士の数は絶対!だから、監査の時にチェックされる名簿類はしっかりとその条件を満たした状態であることが必要になりますよね。

実際に現場にいなかった有資格者の名前が追加されているとか、監査用に修正されているので「全く監査の意味が無い」と思います(すべての園でそのようなことがあるわけではありません)。

子どものため?本当に?

ドラマでは不正受給がバレた時に園長が「すべては子どもたちのためなんです」と言いました。

事務官の相原さんも怒り心頭でしたが、本当に「は?」ですよね。

保育園経営を儲けの手段と考えて業界に進出してきた株式会社の運営する保育園が増えているのなら、すごく悲しいこと。

ビジネスであるのは仕方ないし、ビジネスである以上利益を出して行かなくてはいけないかもしれません。でも、「こどものため」を最優先に考える保育園で働きたいですよね!

もし、あなたが今以前の私やドラマの中の保育士と同じように「これって不正じゃない?子供たちの安全守れないよ」と不安に感じる環境で保育をしているなら、絶対に職場を変えるべきです。

むしろ真っ当な保育園の方が多いですから、しっかり見極めましょうね!

子どもが犠牲になることのない、そして仕事を持つ親が安心して預けられる保育園ばかりになることを願います。

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