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保育士の保育園面接の逆質問をチャンスに変える5つの心構え

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職場を決める際に、最も大切とも言えるのが「面接」です。

保育士の面接で聞かれることの多い質問はいくつかありますが、100%必ず聞かれるのは面接の最後に「何か質問ありますか?」という逆質問です。

「質問に対する答え」は用意周到なのに、意外と見落としがちなのがこの逆質問に対する回答。

「特にありません。」で終わらせてしまうのは、あまりにももったいない!

保育園本部で人事補佐として面接に同席することもあった私が、「何か質問ありますか?」をチャンスに変えるための5つの心構えをお伝えします。

自己アピールのためだけでなく、職場を知るための手段でもある貴重な時間を有効活用しましょう!

1.質問は前もって5つは用意しておこう

もし本当に働きたい職場なら、色々と前もって調べているはずですよね。

ホームページを見たり口コミを見たりすれば、聞きたいことは出てくるのが普通。

ただ、3つ程度だと面接中に解決してしまうことも考えられるので、5つくらい考えておくといいですよ!

面接の席に誰がいるかというのもポイントになります。

採用担当者だけの場合、園長先生だけの場合、両者の場合など色んなパターンを想定して、質問内容を考えておくことができます。

特に、園長先生のカラーがその園のカラーになると言ってもいいくらいなので、園長先生の考え方を引き出せるような質問ができたらベターです!

2.調べれば分かることは聞かない

ホームページに載っているようなことはもちろん、調べればすぐに分かるような質問はマイナスイメージにつながります。

また、「これを質問しなきゃ」とばかり考えて、すでに話題に上がったことを質問してしまわないように注意してくださいね(汗)

なんだこの人、話を聞いていなかったのか…と思われてしまいます。

3.「はい」「いいえ」で終わる聞き方は避ける

質問することは単なるきっかけであって、「自己アピール」や「職場の人間を探る」チャンスです。

せっかくのチャンスですから、「はい」「いいえ」で終わってしまうような質問はもったいないですね。

また、「雰囲気は良いですか?」など、主観によって変わるような漠然とした質問も避けたいところです

4.休日・残業など保育と関係ない質問は避ける

就業条件などは基本的に求人票などに掲載されていると思います。

残業に関しては1番気になる部分かもしれませんが、聞き方に注意しましょう。

たとえば、保育内容などに関する質問をした後に、残業について質問をするなど。

その際も、「残業はありますか?」という聞き方ではなく、「〇〇なので残業できない場合があるのですが、大丈夫でしょうか」というように、協力したいけどできない場合があるという伝え方をしましょう。

実際に働いている人の残業状況など、聞きにくいことは転職サイトのコンサルタントに聞くといいですよ。

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5.何も思いつかない場合の回答も用意する

用意しておいた質問すべて解消されてしまった!

あたま真っ白!何も浮かばない!!

という場合に備えた対応も考えておきましょう。

たとえば、「1番聞きたかった〇〇については、お話が聞けたので安心しました。」と言うだけでも、印象がかなり違います。

もしくは、「採用していただけた場合、準備しておくことや勉強しておくべきことがあればぜひ教えてください。」なども、意欲が感じられて好印象ですよね。

さいごに:逆質問に対応できるかどうかは大きな差を生む

「何か質問はありますか?」

という100%される逆質問をチャンスにできるかどうかで、大きな差が生まれます。

ライバルと差をつける「自己アピール」に使うもよし。

職場の雰囲気を知るための探りに使うもよし。

「特にありません。」と即答したり、答えに詰まって考え込むことがないように用意しておきましょう!

  • この記事を書いた人

あや先生

認証保育園2年、認可保育園で正社員として10年間勤務しました。その他、派遣保育士として3園での勤務経験もあります。2児の母でもあり、正社員時代に産休、育休を経て復帰もしました。正社員の立場、派遣の立場、母として、保育士として、様々な経験から保育士の皆さんの力になりたいと思っています。

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