保育士の悩み

保育士が残業ばかりで帰れない5つの原因と解決策!

保育士ヨーコです。

決してサボっているわけじゃないのに、いつも残業になってしまうという保育士さん、多いですよね?

休憩もろくに取れないくらい働いているのに、どうして残業になってしまうのか。

保育士の残業の原因はどんなことか?

残業をしないで帰るために出来ることを考えてみたいと思います。

保育士の残業が多い原因5つ

1.子どもといる時間=勤務時間

子どもといる時間が保育士の勤務時間という感じで、人数の配置をされていることが多いと思います。

でも、実際保育士の仕事の半分と言ってもいいほど、子どもと過ごす以外に仕事が山ほどあるんです。

事務員が別に雇われている保育園もありますが、小規模園の場合は保育士がほとんどすべての事務作業をおこなっている状況。

だから当然時間が足りません。

2.書類仕事が多い

ほんっとーに多いですよね!

年間指導計画から、月案・週案・日案など各年齢こどに活動や生活の計画を立てます。

月齢差が大きい0歳児は高月・低月でも分けて計画が必要。

園だより(クラスだより)やほけんだよりなど、保護者に配布するおたよりの作成もあります。

さらには、ほぼ毎月ある行事計画書も書きます。

とにかく書類に追われているといってもいいくらい、多いですね。

3.制作物が多い

毎月のおたんじょう会に渡す手作りのバースデーカードの制作や、季節ごとの行事の準備があります。

生活発表会など大きな行事になれば、劇中の衣装や背景などたくさん作るものが出てきます。

先日のハロウィンでは、ハロウィンバッグを子どもたちと一緒に制作しました。

…と言っても、0・1・2歳児クラスだとシールや手形をペタッとするくらいしかできませんから、ほぼ保育士が作っているわけです。

母の日と父の日(園によってはやらない)、たなばた、夏まつり、お月見、クリスマス、お正月、節分、ひなまつり…

主な季節の行事だけでもたくさん!

4.IT化が浸透していない

温かみを感じる手作り感を大切にしているという園は多いと思います。

それももちろん分かるのですが、2で挙げた書類仕事に温かみは必要ないですよね。

監査書類関連だけでもPC管理できたら、ずいぶん効率的になるはずです。

実際に、園向けの書類作成・管理ソフトなどもあるようですが、私の働く園では導入していません(前の園も同様)。

導入の際には補助が受けられたりするようなので、積極的に取り入れて欲しいですね!

5.人手不足

保育士不足は社会問題にも発展するほど、保育士の数が足りない状態です。

子ども〇人に対する保育士(有資格者)数の決まりはあるものの、ブラック園だと実際には現場にいない保育士がカウントされている場合もあります

子どもを見る人数をギリギリにすると、裏方仕事はたまる一方…。

1~4を繰り返すという悪循環になります。

残業をしないで定時で帰るためのコツ

時間内に終わらせる!と強く思う

抽象的で申し訳ないのですが、本当に大切なことです。

絶対に定時で帰れるように仕事をするんだ!と強く思っていれば、おのずと行動が変わってくるからです。

私は絶対に残業できない状況で働いていた時期がありました。

ですから、マシーンのように勤務時間中は頭と体をフル回転させて仕事をしていました(笑)

勤務時間は短くても、人より良い働きをして貢献しようと思っていました。

残業ができないことは上司も同僚も理解してくれていて、終業時間間際に仕事を頼まれることがなかったのも有難かったです。

やるべきことを整理しておく

仕事が始まる前に、その日の動きをシミュレーションするクセをつけましょう。

その日中にやらなければいけないこと、数日中にやるべきことなど優先順位を決めて、無駄なく動けるようにします。

子どもと過ごしている時間中でも、自由時間で子どもたちが落ち着いている状況なら「今のうちに〇〇をしてきていいですか?」と声をかけて動けるかもしれません。

もちろん、チームワークですから「〇〇さん、今落ち着いているから××済ましてきちゃえば?」と仲間を助けてあげることも大事です。

いつもいつも、自分が早く帰るためだけに動いていると助けてもらえなくなりますから注意しましょうね。

作業効率について考える

すごく時間がかかってしまう作業があるなら、どうしたらもっと早く終えられるのかを考えてみてください。

制作物なら手順を変えるだけで効率が上がる場合もあるし、デザインを変えればいい場合もあります。

制作や行事のアイデアは、普段から情報収集してファイルしておくとすごくいいですよ!

日々の保育計画書類についても、フォーマットの改善案を考えてみたり、別書類で重複している項目はまとめて書くようにするなど、できることはあるはず。

もっと言えば、業務支援ソフトの導入をしてもらえるように園長にプレゼンテーションすることだってできます(笑)

報われないのなら転職もアリ

残業を減らす努力をしても全く効果なし!という場合、転職するというのも1つの方法です。

実際、私がそうでしたからね。

上司の理解がないとなかなか実現は難しくて、個人の努力でできることは限界があります。

さらに、頑張って残業したのにお給料がでない(サービス残業)のであれば、問題です。

それでもその職場で働き続けたいのであれば、よっぽど良好な人間関係ややりがいがあるのでしょうから、全力で作業効率化や人手不足解消の知恵を絞ってください。

そうでないのであれば、残業の少ない園に転職した方が早く解決します。

 

とはいっても、実際に働いてみないと終業後にすぐ帰れるかどうか分からない部分が大きいですよね。

求人広告には、残業0~1hとあっても実際には…ということもあるみたいですから。

その点、転職サイトを利用すればだいたいのことは事前に分かるのでおすすめです!

面接時に「ご質問ありますか?」と聞かれても、残業・休暇・人間関係とか1番気になることって聞きづらいものですよね。

転職サイトなら担当さんがついてくれて、そのあたりの質問には答えてくれるはずです。

保育士求人・転職サイトとは?体験した私のデメリット・メリット

残業ゼロをめざそう

「保育士の仕事に残業はつきもの」という考えは捨ててください。

そうでないと変わっていかないと思います。

保育士にはやさしくて真面目な人が多いので、あれもこれも自分がやらないと!と頑張ってしまいがちです。

でも、その姿を見てまわりの人たちも帰りにくくなっているかもしれません。

残業ゼロにするぞ!という気持ちを共有して、チームで動けば絶対に残業は減ってくるはずだと思います。

ただ、園のやり方によっては限界があるので、転職という方法を選ぶのもアリです。

長く働くためにも、自分のライフスタイルを考えてみるといいかもしれませんね。

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ようこ先生

人格形成の土台にもなる乳幼児期にこんなにも関われる素晴らしい仕事に感動して、全くの異業種を経て保育士になる。業界特有のあれこれに仰天しました(笑) 最終的には現場から保育園本部勤務になり、たくさんの保育士たちの悩み相談を受ける。真面目で優しい先生ほど潰れてしまいがちな現状に、ものすごい憤りを感じたものです。 このサイトを通じてそんな先生たちが少しでも救われることがあればと願っています。

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