子育てがひと段落して、再び仕事に出ることを考え始めるのが30~40代の主婦です。
お子さんが幼稚園や小学校に入ったことがきっかけだとすると、専業主婦歴4~7年。
きょうだいがいれば、もっと長い間仕事をしていなかった人も多いでしょう。
近所のスーパーでレジ打ちのパートや、レストランでウエイトレスをするのも良い仕事だと思います。
でも、一生続けられる仕事と言えそうですか
- 子どもの手が少し離れたら働きたい
- どうせなら一生ものの資格を取りたい
- 自分の生活にも役立つ勉強がしたい
- 近所や自宅で働きたい
- バリバリ働きたい
- 少しの空き時間内、扶養内で働きたい
そんなことを考えている30~40代主婦の方に、保育士はおすすめできる職種です。
保育士資格は一生もの
保育士は国家資格ですから、一生ものです。
経営元にもよりますが、定年は60~65歳。
とはいっても、体力的な面で心配ですよね…。
最近の60代はとってもお元気な方が多く、私の園でも還暦超えてピンピン元気に働いてらっしゃる先輩が数人います!
ただ、体力面は個人差もありますから、無理のない仕事内容に移行することも大事です。
たとえば、先輩の1人は長年の経験と統率力を活かして園長先生になり、普段は事務室にいて保育園全体を見ています。
別の先輩は非常勤勤務に切り替え、比較的ゆったりとした保育の0歳児クラスを担任することが多いです。
早番だけ、土曜日だけ、という働き方をする方もいらっしゃいます。
保育園勤務の中だけでも、多様な働き方が可能です。
さらに、保育士資格を活かす仕事は保育園以外にもたくさんあるので、ライフスタイルに合わせて選ぶことができるのです。
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40代は保育士にとって需要のある年齢
30~40代の主婦は、子育て経験・PTA役員リーダー経験など、20代新卒に比べて役立つ経験が豊富です。
保育の仕事は子育てと全然違いますが、共通する部分があることも事実。
何より、子どもを持っている保護者の気持ちに寄り添うことができるのは最大の武器となります。
ブランクがあっても、出産前に社会経験が豊富だった場合はとても役立つはずです。
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保育士資格試験にかかる金額
保育士資格試験の受験料
保育士資格試験の受験料(受験の手引き郵送料込み)は、12,905円です
申請に必要な書類
最終学歴の卒業証明書(もしくは勤務証明書など)が必要となります。
学校によって金額や手続きは違いますが
- 手数料の郵便為替(300円)
- 返信用封筒(82円切手を貼ったもの)
- 戸籍抄本(発行に450円)
などが必要になります。
保育士資格試験の勉強対策
資格対策の情報は、ネット上にもあふれています。
独学で勉強することももちろん可能です。
でも、30~40代の子育て世代は、とにかく時間がない!と思います。
お金はかかりますが、時間はもっと大事だと感じているので、通信講座がおすすめです。
申し込めばすぐにでも勉強を始められて、添削もしてもらえます。
教育訓練給付制度を利用すれば、学費の20%(12,000円)が支給されます!
ユーキャンの保育士講座がおすすめです!

お住まいの自治体で、保育士資格取得の助成金事業をやってないか調べてみましょう!
さいごに:今のうちから生涯の仕事をみつけておきましょう
私出産するまで自分が保育の仕事をするとは思っていなかった、という人は結構います。
子どもが保育園にお世話になったきっかけで、働いてみたいと思うようになった!という知り合いもいます。
保育園では素敵な40代がたくさん活躍していて、本当に需要はあります!
そして、50代60代になっても輝ける職種だと思うので、身につけるなら30~40代がベスト!
自分の子育て経験も活かせるし、子育て経験が仕事にも活かせる貴重な仕事です。
今のうちから生涯輝ける場を作っておくといいですよ♪