日々の業務に加えて、部下や後輩の育成も大きな業務の一つです。
勤務歴が長くなれば、部下や後輩の数も増えるでしょう。
指導したら泣いてしまう。そんな部下や後輩はいませんか?
指導するとすぐ泣く後輩たち

ぶっちゃけ、後輩を持たずに下っ端でいる方が気が楽です。
責任が減って業務に集中できますからね。
ただ、後輩の育成は自分にとっても理由があるんだと思い日々奮闘しています。
「指導=叱られた」と感じるのか指導の度に泣いてしまう部下や後輩を見かけます。
それを見ている周囲は、もちろん泣いている部下や後輩に同情しがちです。
いやいや、こっちの方が泣きたいですよって感じですが…
指導する側は仕事を教えているだけなのに、部下や後輩が泣いてしまう。
そのせいで指導がキツイんではないか、と逆に上司に叱られるはめになることもあります。
こんな経験をされている方って多いのではないでしょうか?
なぜ泣いてしまうのか。それはプライベートの自分が叱られたと誤解しているから。
昔は、なんていうと年をとったみたいで嫌ですが、上司や先輩に指導や指摘をされて、泣いている人なんてそうそう居なかったと思いませんか?
叱られてなんぼ、みたいな雰囲気もあったし、自分のことを真剣に考えてくれるからこそだ、と指導を受ける側にも心意気があったように思います。
指導されると泣いてしまう部下や後輩が増えたのは、ここ10年くらいだと思います。
なぜ泣くのか?
実際によく涙が出る子に聞いてみると、「個人的に自分が叱られたんだ」と勘違いしているパターンが多いです。
仕事とプライベートの境目がない子達が増えてきて、上司や先輩の指導や指摘が全て「叱られた」に繋がってしまっているんですよね。
部下や後輩を泣かせないために。職場における自分の立ち位置を意識させる。
仕事上で最初から分からないこと、出来ないことが無い人はいません。
それを指導する時に、場合によってはキツイ言葉だって出るかもしれません。
でもそれは個人へ向けたものではなく、この「職場」という中で働く社員の一人に対して行われるもの。
泣いてしまう後輩は、職場という環境に自分がいるということへの理解が薄く、自分自身が叱られて、攻撃されていると感じて涙が出ているケースがあります。
あくまでも個人に対する指導ではなく「職場の一社員に対する指導」なんだよと、立ち位置を説明をしてあげる。その説明をを繰り返す。
バカバカしいと感じるかもしれませんが、泣いてしまう部下や後輩にとってはとても有効的な方法です。
相手が理解するまで、何度でも同じことを繰り返し、繰り返し説明してあげましょう。
この土台作りが完成した上で初めて指導に成果が出ます。泣かなくなります。
部下や後輩の意識改革こそ、泣かせないための第一歩だと思ってトライしてみて下さい。
部下や後輩を泣かせないために。相手にしっかり同調する。

仕事の業務とは全然関係ないように思いますが、泣く側にも理由があります。
その理由を聞いてあげることも大切なんです。
泣いてしまう部下や後輩の意見に耳を傾ける。そうすると、相手は自分の話を聞いてくれた、心配してくれた。そんな感情が生まれます。
その感情が信頼関係に大事になってきます。特に若い年代の子には効果的です。
子育てと一緒ですよね。こっちの言うことを聞かなくてイライラする前に、まずなんで泣いているのか、子供に聞いてみる。
とりあえず「うんうん」と同調する。そうすることで相手に安心感が生まれます。
しっかり同調した上で、こちらの指導の意味を説明する。
そうすると泣いていた部下や後輩だって同調してくれるようになります。そこには涙はありません。
泣いてしまう部下や後輩を持つ人は、まず相手に同調してみて下さい。なんでだよ〜仕事とは関係ないじゃんか。とボヤく前に。まずは頑張ってみてください。
これが一番の近道です。辛いことは確かですが笑
<最後に>
指導すると部下や後輩が泣いてしまうなんて昔はなかったですが、時代は変化しています。
部下や後輩が泣いてしまう、そんな悩みを持つ方は一度、なぜ泣いてしまうのか、部下や後輩に素直に聞いてみて下さい。
案外と、そんなの当たり前じゃん、そう考えて当然でしょう。という自分の考えが、相手からしたら違うことだってあります。
まずは、相手の意見に同調して、十分に気持ちを引き出すよう努力してみて下さい。これが泣かせないことへの第一歩だと思って頑張りましょう。
この時間は決して無駄にはなりません。むしろ近道です。
部下や後輩との信頼関係が生まれたら、「なぜ指導が必要なのか。そしてこの指導はあなた個人へ向けたものではなく、職場における一社員としてのあなたに対して行うものなんだよ」という念押しも絶対に必要です!
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