近ごろ急激に気温が下がって、家族そろって風邪気味になってしまいました…。
季節の変わり目の体調管理って難しいですよね。
これから冬にかけて、保育園では様々な感染症が流行る季節がやってきます。
保育の仕事をしていると、子どもたちから菌やウィルスをもらうことは避けられません。
予防の基本は「手洗い・うがい」ですが、それ以外にも私が自分の身を守るためにやっていること、気づいたことをお話しようと思います。
園内の環境を整えよう
抵抗力の低い赤ちゃんから過ごす保育園ですから、多くの場合しっかりと設備を整えて設定基準のルールもあるものだと思います。
でも室温・湿度は、窓を開けて換気をすると下がりますし、子どもたちが走り回れば上がりますよね。
ずっと同じ室内にいると変化に気付きづらいものです。室温計・湿度計をこまめにチェックして調整するように気をつけています。
空気清浄機や加湿器はとっても重要!!
空気清浄機を全て新しく入れ替えたら、前年度や周りの園と比べて感染症の発症者が少なくなったのには驚きました!
毎日の業務にフィルター掃除を加えて、活用しています。
予防接種を検討する
インフルエンザの予防接種が保育士に義務付けられている園もあると聞きます。
でも多くの場合は自己負担だし、自分のお休みを利用して受けにいく必要があります。
予防といっても感染しないということではないみたいだし、予防接種自体に賛否両論ありますね。
ただ、重症化しずらいという安心感はあるのかなと思います。
私はアラフォーなんですが、どうやら子どもの時に接種した麻疹の抗体がなくなっていているらしく、大人になってから再接種しました。
保育の中で気をつけること
菌を触るという意識を持つ
なんかタイトルだけ見ると嫌なものを触るような印象になってしまいそうですけど、鼻水や排泄物に菌やウィルスがいるのは事実です。
自分の身を守るだけでなく、菌の蔓延を防ぐためにも意識した方がいいですね。
たとえば活動中に子どもの鼻水を拭くとき。
その度にとはいかないですがタイミングをみて、手洗い・消毒が必須です!
オムツ替えは素手で行なわず、必ず手袋をしましょう。
外遊びで体を冷やさない
寒い日にもお天気が良ければ外に出て遊びますよね。
子どもたちは体を動かしてすぐに温かくなりますが、それを見守っている保育士はさむ~いです!
まず、基礎体温も代謝も違いますからね(汗)
パッと着脱しやすい薄手のネックウォーマーや足首ウォーマーがおすすめです!
自宅で気をつけること
菌を持ち帰らない
私の園では、Tシャツ・エプロンは園指定の制服。
パンツは自由なので、上だけ着替えて保育をする保育士が多いです。
でも感染症が増える時期は、上下着替えてから自宅に帰るようにしています。
ノロやインフルエンザなど、感染力の強いものはどこから移るか分かりませんからね!
栄養をしっかり摂る
体の免疫力が低下してると、病気にかかりやすくなりますよね。
栄養不足や疲れは、免疫力を下げてしまうので、なるべくしっかりと睡眠をとるようにしています。
忙しいと食事が疎かになりがちなので(汗)、グリーンミルクを飲んだりして補っています。

喉が痛いときには、抗菌作用の高いはちみつがおすすめ!
ニュージーランド出身の外国人講師から教えてもらってマヌカハニーを常備しています。
今は、高品質の生ハチミツ。
マヌカハニーを上回る活性力!NATURAL ORCHESTRAの「プレミアムオーガニック ジャラハニー」を愛用しています!
マヌカより抗菌作用が高いって、最近話題になっています♪

ちゃんと睡眠をとる
私の場合、まだ末娘がよく起きるのでだいたい23時ごろには添い寝しながら寝てしまいます(笑)
元々しっかり寝ないと元気がでないタイプなので、睡眠は食事より大切にしているかも!
寝不足だと疲れちゃってダメなんですよね。
ストレスを溜めない
社会で働くって大変なことです。
学生ボランティアで子どもと関わっていた時は全然平気だったのに、保育士として働き始めたら次々と感染症にかかった…なんて新人保育士さんの声もちらほら聞きます。
お仕事として子どもと関わる責任やうまくいかない事への葛藤など、ストレスをたくさん受けていると免疫力が下がると言われています。
新人に限らず、中堅保育士は求められることも増えますし、リーダーになれば対子どもだけでなく保育士をまとめることも必要になってきますよね。
良い意味で「適当に」できるといいんでしょうけど、真面目な人ほど辛くなっちゃいます。
帰宅後やお休みの日はできるだけ仕事のことは考えずに、切り替えましょう♪
と言ってる私もなかなかこれができないでいるんですけどね…。
ちなみに、私のストレス発散法は食べること!
散歩ついでに少し遠くパン屋さんに行ったり、ぶらぶら歩いて見つけたケーキ屋さんで美味しいスイーツを食べる事が幸せです。
まとめ
子どもから菌をもらいやすい仕事だけど、
- 室内の温度・湿度に気を付ける
- 予防接種を検討する
- 菌をもらいそうな場面を認識する
- 栄養・睡眠をしっかり摂る
- ストレスを溜めない
と、自分でできる限りの予防をしましょう!
でも、衛生管理のしっかりとした園であれば衛生マニュアルに沿って徹底したルールがあると思います。
衛生管理って、1つ1つは簡単なことなのですが、忙しい保育活動の中で全員が意識していかないと、どんどんいい加減になってしまいがちです。
そこを厳しくしてくれる園長や注意してくれる先輩がいる園は、安心だなと思いますよ!
求職・転職を考えているなら、良い園かどうかの判断基準の1つになります♪
この冬、感染症をもらわずに元気で過ごしましょう!