保育士の転職

神奈川県の保育士の転職・就職事情!2023年最新情報

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関東近辺に住んでいる保育士さん、もしくは地方から関東都心部へ出てくることを検討している保育士さんへ!

神奈川県で働く保育士の状況についてまとめてみました。

神奈川県で働く保育士の平均給料

共働き世帯が多いため、保育園の需要がかなり高いです。

全国の平均年収が約374万円のところ、神奈川県は約391万円です。

厚⽣労働省 令和3年賃⾦構造基本統計調査

全国で10番目に高き給料なので、保育士の中でも高い水準と言えます。

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神奈川県の保育士の有効求人倍率

有効求人倍率とは、『求職者1人あたりの求人件数』です。

このような数式で求めます。

有効求人倍率=求人数÷求職者数

有効求人倍率が高いと求職者の需要が高い、有効求人倍率が低いと求職者の需要が低いという事になります。

神奈川県の令和2年の有効求人倍率は3.09となっています
令和4年10月時点では1.93となっています。
これは1,087人の求職者数に対して求人数が2.097件あるということです。

出典:厚生労働省 職業安定業務統計

全国平均が2.49なので、神奈川県の有効求人倍率は全国的には低いですね。
令和2年から令和4年でぐっと低くなっているので、今は保育士不足がそれなりに解消されたのかもしれません。

神奈川県の保育士補助制度

神奈川県では、県だけでなく各市町村も保育士の処遇改善の補助や取り組みがあります。
このような制度を利用して、保育士のとして就職、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

神奈川県独自の保育士補助制度

・未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付事業
未就学児を持つ保育士が神奈川県内市町村(横浜市、川崎市は除く)に所在する保育所等に新たに勤務する場合や産後休暇または育児休業から復帰する際に、一年間を限度とし、保育料の一部を貸付する。
未就学児の保育料の半額とし、月額27,000円を上限。勤務開始日から1年間を限度。

・保育士就職準備金
保育士資格を活用し、神奈川県内の保育所等で活躍していただくことを目的に、保育士・保育所センターでの求職登録・就労支援の上で、就職の準備に必要な資金を貸付する制度。
貸付額:200,000円以内 一人1回限り
保育士業務に従事しなくなった等、返還免除要件を満たさなくなった場合は返還。

かながわ保育士・保育所支援センター 未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付事業のご案内 保育士就職準備金のご案内

横浜市の保育士確保の施策

就労奨励金交付事業
「かながわ保育士・保育所支援センター」へ求職登録を行い、就労支援を受けたうえで、横浜市内の私立保育・教育施設に就職した場合、保育士個人に一人あたり5万円の奨励金を支給。

他にも保育士就職準備金貸付、保育士宿舎借り上げ支援事業などがあります。

横浜市HP 保育士になりたい方向けの取組

川崎市の保育士支援施策

・保育士処遇改善手当 
月額1万1千円から4万円まで川崎市独自の処遇改善手当がある。

・保育士就職準備金貸付
保育士の資格をお持ちの方で、保育士の業務に就いていない方が市内保育所等への就職・復職を決めた際、必要な準備金として貸し付ける。20万円以内。

・保育士試験による保育士資格取得支援
保育士試験合格により保育士の資格を取得した方が、市内の保育所等で保育士または保育教諭として働くこととなったときに、試験に合格するために受講した保育士試験受験対策講座(通学制、通信制を問いません)の受講費等を補助するものです。入学金(登録料)、講座受講料、教科書・教材費等の合計額の1/2が対象、上限15万円。

川崎市HP 川崎市は保育士・保育士になりたい方を支援しています!

厚木市の保育士就職支援事業

『保育士やるなら厚木に集まれ!!!』とタイトルをつけ、積極的に保育士確保にアピールしています。

厚木市保育士等就労応援給付金(あつぎ手当)
対象となる保育士等1人当たり6万円(厚木市から直接支給)

・保育士復職等奨励助成金
市内の私立保育所などに就労する際に要した費用の一部(一律10万円)

・保育士奨学金返済助成金
保育士が市内の私立保育所などに勤務している期間に、奨学金の返還に要した費用の一部(上限20万円/年、最長3年・最大60万円)

・保育士転入奨励助成金
市内に転入する際に要した費用に対して最大で10万円まで(一律5万円+転入経費として上限5万円)

厚木市HP  市内で保育士・幼稚園教諭になろうとしている方への支援

藤沢市の保育士確保策

保育士募集案内リーフレット「Fujisawa nursing wave」を作成し配布しています。

・保育士就労奨励助成金
市内の法人立認可保育施設への1年以上の就労を条件に助成金を支給する、条件により3万円~10万円

・保育士奨学金返済補助金
奨学金を返済しながら藤沢市内の保育施設に勤務している保育士を対象に、返済額の一部を補助します。返済額の1/2、年20万円以内、補助開始から3年間

・潜在保育士保育体験費用補助金
保育士資格を有してはいるものの、現在離職中である潜在保育士を対象に、保育体験事業で必要な費用を補助します。

保育士転入奨励補助金
神奈川県外に住所を有し、藤沢市内の保育施設への就職を希望する保育士を対象に就職活動に係る費用の一部を補助します。

  1. 就業体験等交通費支給事業 保育施設までの交通費 上限5万円
  2. 就業開始資金支給事業 引っ越し費用・家財道具購入費用上限10万円

・保育士宿舎借り上げ支援補助金
藤沢市内において保育施設を設置運営する事業者を対象に、保育士用の宿舎借り上げに要する経費を補助する。上限6万1千5百円。

藤沢市HP 藤沢市の保育士向け支援策(保育士確保策)

茅ヶ崎市の保育士応援策

『茅ヶ崎市で働く保育士を応援します!』と様々な応援策をしています。

・ちがさき保育士就職奨励金 
茅ヶ崎市内の民間保育園に新たに勤務した場合に一時金を交付する。1年目10万円、2年目10万円。

・家賃補助(保育士宿舎借り上げ支援事業) 茅ヶ崎市内の保育園であれば、家賃補助を受けることが可能。

・保育士の子どもの優先入園 保育士の子どもに対して、利用調整点数の加点を行う

・保育士さんの負担軽減策 茅ヶ崎市では、配置基準を上回って保育士を配属している施設に対して、定員に応じて最大4名分の保育士雇用費を補助

茅ヶ崎市HP  ちがさき保育士応援策(茅ヶ崎市保育士確保策)

まとめ

  • 給与水準は全国トップクラス
  • 有効求人倍率もいい
  • 処遇改善に力を入れている。独自の支援策を行っている市も多い。

保育士の転職先エリアとしては申し分ないと思います。

ただ、都会暮らしがお好みなら東京でもいいかも。少し田舎の方が落ち着くわ♪というなら、神奈川県がおすすめ!

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  • この記事を書いた人

あや先生

認証保育園2年、認可保育園で正社員として10年間勤務しました。その他、派遣保育士として3園での勤務経験もあります。2児の母でもあり、正社員時代に産休、育休を経て復帰もしました。正社員の立場、派遣の立場、母として、保育士として、様々な経験から保育士の皆さんの力になりたいと思っています。

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