保育士の転職

東京都で働く保育士の転職・処遇改善・給料事情2023年最新情報

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地方だと保育士の求人が少ない!いう所もあると思いますが、都市部では保育園不足、保育士不足が叫ばれています。

地方から就職する場合、引っ越し費用や家賃補助を出す保育園も多くなっています。

そこで東京都で働く保育士の現在の状況についてまとめてみました。

東京都で働く保育士の平均給料

全国の保育士の平均年収が約374万円のところ、東京都は約448万円です。

全国で1番保育士の給料が高いのは東京です。
東京の隣の千葉は約415万円、埼玉は368万円、神奈川は391万円となっており、圧倒的に東京都の方が保育士の給料は高いです。

どうせ働くなら、給料が高い所がいいですよね!
千葉、埼玉、神奈川に住んでいても、通勤場所次第では東京都の保育園に就職する事は十分に可能です。
それに、あえて家賃の安い都外に住んで、東京で働くというのありですよね。

各都道府県の給料や処遇改善手当についてはコチラ 

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東京都の保育士の有効求人倍率

有効求人倍率とは、『求職者1人あたりの求人件数』です。

このような数式で求めます。

有効求人倍率=求人数÷求職者数

有効求人倍率が高いと求職者の需要が高い、有効求人倍率が低いと求職者の需要が低いという事になります。

令和元年では東京の有効求人倍率は5.16となっており、全国平均の3.23を大きく上回って全国で1番高くなっています。
令和4年10月時点では東京都の有効求人倍率は3,57となっており、全国平均の2,49を大きく上回っています。
これは1,847人の求職者に対して6,593件の求人件数があるということです。

以前よりは有効求人倍率は下がったものの、まだまだ東京都では保育士が不足しているという事ですね。

出典:厚生労働省「職業安定業務統計」

東京都の保育士補助制度について

新たな保育士有資格者を増やす主な取組

【保育士試験】保育士資格取得特例制度

幼稚園教諭免許状をお持ちの方で、幼稚園、保育所等で3年かつ4,320時間以上の実務経験がある方は指定保育士養成施設で、所要の8単位を修得し、保育士試験(試験自体は全科目免除)を経て、保育士資格を取得出来ます。

保育士修学資金貸付事業(貸付)

指定保育士養成施設に在学し、保育士資格の取得を目指す学生に対して、修学資金の貸し付けます。
月額50,000円(ただし、2年間分、120万円が上限)入学時、卒業時に入学準備金・就職準備金として200,000円ずつ加算可能。
養成施設卒業後、都内保育施設に5年間勤める等条件を満たすと返還免除されます。

保育従事職員資格取得支援事業補助

保育士資格取得後1年間保育所等に勤務することを条件に、指定保育士養成施設卒業による資格取得(施設在勤)、保育士資格取得特例制度による資格取得(施設在勤)、幼稚園教諭免許を活用した資格取得(施設在勤) 、通常試験による資格取得(施設在勤)、通常試験による資格取得(保育施設に勤務予定) の方を対象に、保育士資格を取得する際の経費の一部を補助します。

潜在保育士等の復帰支援等に向けた主な取組

潜在保育士の再就職支援事業(貸付)

保育士資格を持っているけど保育職に就いていなかった潜在保育士が、保育士として働きだす場合に無利子でお金を借りられる制度です。
就職に伴う引越し、通勤用自転車の購入、勤務に必要な服など、意外とお金がかかることがあるので助かりますね。
借りられるのは1回だけで上限40万円(条件による)。

未就学児をもつ保育士の子供の預かり支援事業利用料金の一部貸付け(貸付)

保育所等に勤務する未就学児を持つ保育士について、勤務時間(早朝または夜間)により、自身の子供の預け先がない場合があることから、ファミリー・サポート・センター事業やベビーシッター派遣事業等を利用する際の利用料金の一部について貸付けを行います。
子供の預かり支援に関する事業を利用した料金の半額で123,000円以内(年額)を補助します。
2年以上勤務すること等の条件で、返還が免除されます。

他にも保育士に対する補助や取り組みがあるので、是非確認して下さい!

東京福祉局 保育人材確保の取組について

まとめ

  • 給与水準は全国トップクラス
  • 求人件数は圧倒的に多い
  • 処遇改善に力を入れている

保育士の転職先エリアとしては申し分ないと思います。

実際、私の勤務した保育園にも、地方から上京して働いている保育士は何人もいました!
いずれは地元に戻るかもしれないけど、都会で働いてみたい、東京の方が給料がいい、プライベートも充実させたいといった理由が主だったと思います。

都会暮らしに憧れのあるひとなら、便利な制度を利用して東京都で保育士してみてはいかがでしょうか?
自分1人で色んな制度を確認したり、好条件の求人を見つけたりするのは大変な作業です。知らない土地ならなおさら。

たくさんの求人の中から検討したいなら、保育士専門の転職サイトを利用してください。

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  • この記事を書いた人

あや先生

認証保育園2年、認可保育園で正社員として10年間勤務しました。その他、派遣保育士として3園での勤務経験もあります。2児の母でもあり、正社員時代に産休、育休を経て復帰もしました。正社員の立場、派遣の立場、母として、保育士として、様々な経験から保育士の皆さんの力になりたいと思っています。

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