保育士の働き方

派遣保育士って何?保育士が辛いあなたへおすすめの働き方

このページには広告が含まれています

出産をきっかけに保育士を辞めたけど、子育てがある程度落ち着いてまた働くことを考える元保育士ママさんって多いんじゃないでしょうか。

そして、できるなら経験のある保育の仕事をしたいけど、子育てとの両立を考えると不安で1歩踏み出せないままでいる方がほとんどかなと思います。

または、職場での人間関係に疲れていたり、プライベートを充実させたいから土日は出勤したくない、色んな職場を経験してみたいなど、保育士としての働き方として悩んでいる人もいると思います。

そこで、派遣という働き方を検討してみてはどうでしょうか?
私は派遣保育士として勤務した保育園に、その後正社員として雇用されました!
正社員を辞めた後は、子育てとのバランスを考えて再び派遣保育士として勤務しました。(2園とも違う保育園ですよ)  
私が利用した転職サイト、派遣会社はこちらです→保育求人ガイド

派遣保育士として働くってどんな感じなのか、メリット・デメリットなど詳しく紹介します。

派遣保育士の働き方

派遣の場合、雇用主は人材派遣会社であり、勤務先が保育園になります。

正社員やパートは保育園の運営母体との直接雇用となり、そこが大きな違いになります。

派遣はお給料の支払いは人材派遣会社からであって、福利厚生や研修などのサポートも人材派遣会社の規定によるものとなります。

そして実際の勤務の指示などは保育園から受けます。

もう1つの特徴として、契約期間がしっかりと定められていることがあります。

正社員やパートの場合、基本的には無期雇用もしくは契約の自動更新となっていることが多いですよね。

派遣の場合は、雇用契約の期間がしっかりと決められていて、契約終了時期に更新するか打ち切りかを判断するようになります(初めから更新なしの場合もあります)。

また、同じ派遣先で働けるのは原則3年までという期間制限があります。

長期的に安定して働きたい方にも「紹介予定派遣」という制度があったり、3年間契約継続される見込みがある場合は

・派遣先に直接雇用を依頼する
・別の派遣先を紹介する

などの措置を取ることが人材派遣会社に義務付けられているので安心です。

派遣保育士の仕事内容

派遣保育士が実際に行う業務は「保育補助」と「雑務」がメインになります。

主担任の指示によって、部屋の掃除をしたりすることもあるでしょうし、保育中に子どものサポートをするという役割です。

契約内容によっては担任補助となり、書類の記入や保護者対応がある場合もあります。
(契約ないようによっては担任として勤務する事も…)

最初の面接の際に、どこまでの仕事をやるのか、どの仕事がメインとなるのかをしっかりと確認しましょう。


派遣保育士の給料・待遇

派遣で働く場合、お給料は時給で支払われます。

保育士資格を持っていて都内近郊であれば、時給1,000~1,500円という求人が多く、中には時給1,700円というものもあります。

交通費込みの場合や支給交通費の上限が決まっている場合もあるのでその点は注意が必要ですが、毎月の手取り額は正社員やパートとして働くより高くなることが多いでしょう。

ただし、賞与は支給されないところがほとんどのため、年収で考えると正社員より低くなることもあります。

待遇(福利厚生など)は登録する人材派遣会社によって大きく差がありますが、勤務条件の良い求人が増えているのは事実です。

たとえば「ブランク・未経験可」「残業なし」「週3日~曜日・時間自由」など。

派遣保育士のメリット

  • 残業がほぼない
  • 書類仕事が少ない
  • トラブルは派遣会社が間に入ってくれる
  • 時給が高い
  • プライベートや家庭との両立がしやすい
  • お試し期間として使える

1 残業がほぼない

雇用元が人材派遣会社であることから、残業が発生したら15分であってもキッチリと勤務時間数として報告することになります。
そのため、サービス残業になることはまず無くなります。

そして、時給が高い派遣社員の残業代はさらに高くなりますので、派遣先の職場ではなるべく派遣社員には残業させないようにすることが多いのです。

2 書類仕事が少ない

派遣先にもよりますが、一般的に書類仕事は正社員に比べて少ないことが多いでしょう。

3 トラブルは派遣会社が間に入ってくれる

働き始めたら契約内容と違う?!ということがあれば、もちろん人材派遣会社から話を通してもらえます。

そしてトラブルの多い人間関係の問題があった場合でも、人材派遣の担当者が相談に乗ってくれて、場合によっては担当者が交渉してくれることもあります。

それ以外にも自分で聞きづらいことがあれば、基本的には何でも人材派遣会社の担当者に相談すれば解決するので安心です。

4 時給が高い

大体の場合、パートに比べて時給は高い設定になっています。

5 プライベートや家庭との両立がしやすい

残業・書類仕事が少ないので、生活ペースが作りやすいですよね。
さらに、人間関係や正社員のような責任の重さも少なく、精神的にも楽なことが多いです。

そうなると、プライベートも充実させることができたり、子育て中の場合家庭との両立をするにも仕事の負担が大きくなりすぎずに働くことができます。

6 お試し期間として使える

・その職場が自分に合うかどうかを見極める
・出産後の復帰が不安だけど残業なしなら頑張れそう
・ブランクがあるから正社員は厳しいかもしれない

派遣は期間がきちんと定められた契約ということもあり、正社員として働き始めるには不安な事を、解消するためのお試し期間として捉えることもできます。

派遣保育士として働いてみて、自信がつけば次のステップへ進むという使い方もいいですよね。

紹介予定派遣という制度を取り入れている派遣先であれば、一定期間が過ぎた後に派遣社員から正社員へ切り替えることも可能です(双方の同意があれば)。

派遣保育士のデメリット

たくさんのメリットがある派遣社員ですが、注意するべき点もあります。

  • 職が続くか安定しない
  • 保育士としてのキャリアを積むのには適さない
  • パートより給料はいいが正社員よりは安い

1 職が続くか安定しない

契約期間がきっちりと決まった上でスタートする仕事ですから、契約期間満了を迎えた時にそこで仕事を失うことも考えられるのが派遣で働くということです。

また、契約期間中であっても事業悪化などで人員削減する必要が出た場合、真っ先に対象となりえるのが派遣社員でしょう。

長期的に安定した仕事をしたいのであれば、紹介予定派遣を採用している職場を探すか、直接雇用を検討する方がいいです。

2 保育士としてのキャリアを積むのには適さない

一般的に責任のある仕事は正職員が行うというスタイルが多いです。

保育計画や行事の進行など、保育士として大きな糧になるような仕事を任せてもらえないこともあると思います。

今後、主任や園長になりたい!という野望をお持ちなら、派遣で働くのは適さないでしょう。それでも派遣から入りたいんだというのであれば、紹介予定派遣を探すことをおすすめします。

3 パートより給料はいいが正社員よりは安い

時給はパートより高いですが、ボーナスがなにので正社員よりは給料が安くなります。
また、昇給もないので時給も上がらない事が多いです。
(派遣会社によっては働いた年数によって時給アップがあるようですが、少額です…)

派遣保育士の求人を探す方法

派遣保育士として働くための流れは以下のようになります。

  • 派遣会社に登録する
  • 希望条件を伝える
  • 派遣会社から派遣先(保育園など)を紹介される
    派遣会社があなたの希望に合った派遣先を探して紹介してくれます。
  • 気に入った派遣先との面談
    派遣先との面談の日程調整や合否の連絡など、めんどうなことは全て派遣会社が行ってくれます。
  • 採用の場合、勤務スタート

派遣で働くためには、人材派遣会社に登録するかハローワークで紹介してもらう方法があります。

特に、保育士専用の人材派遣会社は、独自に得た非公開求人を持っていることも多いので、登録しないのはもったいないです。
ただ、いろんな派遣会社があってどこに登録すればいいか迷いますよね。

扱う求人エリアやお祝い金制度など、それぞれに特徴があるのでご自身に合う会社を見つけましょう。

 派遣保育士として働く人の声

子育てが落ち着き、保育士として復帰したいと考えていたのですが、悩みは勤務時間でした。子供の送り迎えをするために短時間勤務を希望していたのですが、なかなか希望に合った求人がなくて…。そんな時に派遣会社に紹介してもらったお仕事は、勤務時間も場所も希望にピッタリ!仕事と子育てを両立できるので、派遣保育士という働き方は私に合っています。

以前働いていた保育園は残業が多く、人間関係にも気を遣うため心身ともにヘトヘトに…。「次は、保育園の雰囲気や仕事内容をしっかりわかった上で長く働きたい」と考え、紹介予定派遣で働き始めました。今の保育園は雰囲気も保育観も合っていたので、正社員登用が決まった時は本当にうれしかったです!転職に失敗したくない人には紹介予定派遣がオススメです♪

保育士の悩みの多くを解決する派遣を活用しよう

ほとんどの保育士が「辞めたい」と思った経験があり、その多くの理由が「人間関係」「仕事量の多さ」「給料の低さ」によるモチベーションの低下と言われています。

でもそれって、派遣保育士として働けば一気に解消されるかもしれません。

ご自身の生活スタイルで何を最も優先したいのかによりますが、もしあなたが保育士辞めたいと思う悩みがあったり、復帰に関して不安があるなら派遣というのは1つの良い選択肢になると思いますよ!

ご自身で求人を探すより、プロの力を借りて非公開求人を含めた中から希望に合う職場を探してもらいましょう。

その際に人材派遣会社は少なくても2~3社は登録すると、ご自身に合う担当者や会社の傾向が分かるのでおすすめです。
まずは第一歩進めてみてくださいね♪

おすすめの派遣会社

私は保育求人ガイドに登録し、派遣保育士として働きました!

保育求人ガイド(旧 保育情報どっとこむ)

保育求人ガイド

  • 人間関係が良好、時間外労働のない職場を探してる人
  • 丁寧なヒアリングで希望の職場を厳選紹介
  • LINEで手軽にやりとり可能
  • 入職後も相談可能で安心!

人材会社のアスカが運営していて官公庁、自治体受託サービスを行っており、実績と信頼のある会社です。
事前の相談や、同行見学・面接、アフターフォローも専任のコンサルタントが丁寧に対応してくれます。

正社員の他、派遣やパートなどの求人が全国にあり、すぐに転職したい、たくさん求人を紹介して欲しい人におすすめです!
保育士あやも2回の転職で利用しました♪

ほいく畑

ほいく畑

  • 対応エリアは全国各地非公開求人もあり!
  • 派遣求人をお探しの人におすすめ
  • 保育の仕事が初めて、ブランクOKの求人多数!
  • 専任のコーディネーターが徹底サポート
  • 厚生労働大臣認可の保育士就職支援センター

全国各地から集められた豊富な求人があり、中でも未経験、ブランクOK、派遣の求人が多いのが特徴です。
しつこい電話もなく、専任のコーディネーターが就業前後のフォローも万全で安心して利用できます!

  • この記事を書いた人

あや先生

認証保育園2年、認可保育園で正社員として10年間勤務しました。その他、派遣保育士として3園での勤務経験もあります。2児の母でもあり、正社員時代に産休、育休を経て復帰もしました。正社員の立場、派遣の立場、母として、保育士として、様々な経験から保育士の皆さんの力になりたいと思っています。

-保育士の働き方